はじめに
人が人としてあるということは、何故こんなにも苦しいのか
釈迦は人生について悩み、二十九歳の時に「さとり」を求め出家した。
『この人間世界は苦しみに満ちている。 「生」も「老」も「病」も「死」も、みな苦しみである。 怨みある者と会わなければならないことも、 愛する者と別れなければならないことも、 また求めて得られないことも苦しみである。
まことに執着を離れない人生はすべて苦しみである。』
(仏教経典律蔵大品より)
この教えのように生きることは「苦」かもしれない。
でも「幸せ」は、心を変えることで感じとれるものではないか。
この本は何があっても幸せと感じる「豊かな心」をつくるために、
お役に立てれば幸いです。合掌